今回は、ゴールデンウィーク以来の
山行となりますが、南八ヶ岳「硫黄岳・横岳」に行き
赤岳鉱泉でテント泊をしてきました。
Wheels Up
梅雨の中休みといったところでしょうか、
久しぶりに週末が晴れ予報となっていたので
山行の予定を入れ準備しました。
今回は、八ケ岳山荘を出発して赤岳鉱泉にテントを張り
硫黄岳〜横岳を縦走し、地蔵尾根から下山して
赤岳鉱泉のテント場に戻ってくるコースです。
八ケ岳山荘(駐車場)
↓
美濃戸山荘
↓
赤岳鉱泉
↓
赤岩の頭
↓
硫黄岳
↓
硫黄岳山荘
↓
横 岳
↓
地蔵の頭
↓
行者小屋
↓
赤岳鉱泉(テント泊)
↓
美濃戸山荘
↓
八ケ岳山荘(駐車場)
以上が行程とざっくりしたルートとなります。
赤岳鉱泉を目指して
当日、自宅を23時に出発して
2時前に「八ケ岳山荘」の駐車場に到着しました。
駐車場は6割ほど埋まっている状態でしたが
まだまだ余裕はありました。
2時間ほど仮眠して、4時に出発
あたりはまだ暗く、ヘッドライトを装着して歩きはじめます。
駐車場を出発して美濃戸林道を歩きます。
この3km先に赤岳山荘駐車場があり、後ろから
どんどん車が追い抜いていきます。
ここの林道は悪路が続くため、うちの車は車高が低く
きっと、轍(わだち)で亀の子状態になる恐れがあるため
いつも八ケ岳山荘の駐車場にお世話になってます。
車と徒歩では、1時間ほど違います。
美濃戸山荘を過ぎて、登山道の脇を見ると
所々に咲くツツジが目を楽しませてくれます。
梅雨時で、苔も青々としています。
堰堤広場から登山道が始まり
赤岳鉱泉までは樹林帯が続きます。
沢沿いの道となり、南沢より明るい感じで
沢音を聴きながら楽しく歩けます。
山道は緩やかな登山道で、何度も沢を渡りをしますが
沢沿いの木道は、ちょっと滑り易いので注意です。
そうこうしているうちに、赤岳鉱泉に到着。
登山道に入ってから赤岳鉱泉まで約1時間、
八ヶ岳山荘の駐車場から約3時間の道程です。
まだ、早いためテント場もガラガラで
場所は選びたい放題でした。
平坦で良さげな場所をみつけ
そそくさとテントを張り、ちょっと休憩。
硫黄岳を目指す
アタックザックを背負い硫黄岳に向けて出発です。
赤岳鉱泉の山荘の入りぐち目の前に山道があります。
ここから硫黄岳の手前「赤岩の頭」までは
つづら折りの山道をひたすら登っていきます。
けっこうキツイところもあり、
ノロノロと登っていきます。
ひたすら樹林帯の中を登り続けると
「赤岩の頭」に到着し、一気に展望が開けます。
曇り空ではありますが、南八ヶ岳の稜線が一望です。
苦労して、登ってきたかいがあります!!
ここで小休止して、硫黄岳を目指します。
途中、鉱山植物を発見。
こんな岩場に健気に咲いているお花
ちょっとした岩場をトラバースして硫黄岳に到着。
硫黄岳頂上は写真で見る以上にだだっ広かった~
そして、爆裂火口!!
横岳へ
ゴロゴロ岩場を下り、
硫黄岳山荘に到着です。
ここでランチタイム。
名物と言われている「きまぐれカレー」を食します。
評判通りのお味で、美味しかったです。
(すいません、写真を撮り忘れました。)
しっかり、栄養をチャージして
横岳を目指して進みます。
横岳山頂へは岩場と鎖場の連続ですが
足場はしっかりあるので、慎重に進めば大丈夫です。
横岳を後にして、地蔵尾根へ向かいます。
たまにガスが上がってきて、あたりが真っ白に。。。
横だけを過ぎてからも、鎖場やハシゴが続き
緊張しながら進んでいきます。
地蔵尾根まであと少し
そして、地蔵の頭に到着すると雨が
パラパラと降り始めてきました。
慎重に下っていきます。
ここからは、結構雨が降ってきたので、
カメラを出すことが出来ず写真がありません。
赤岳鉱泉のディナー
赤岳鉱泉のテント場に戻り
ディナーの時間です!!
事前に山荘へ予約しておいたディナーのメニューは
ステーキです!!
今回の山行の目的です。
登山がメインではありません。
で、ディナーを終えたあと
そのまま眠りに落ちて、朝までぐっすり。
テント場の写真とか撮れてません(汗)
夕暮れ時、雨も上がり空が赤く染まって
綺麗だったとか。。。
2 Day
朝、目が覚めると、青空が広がってます。
今日登る人は気持ちよさそう。
よく寝ました。(寝る子は育つ)
あとは下山するだけなので、
のんびりとテントの撤収作業を進めます。
そして、昨日きた道を戻り下山します。
森の中に太陽の光が差し込み、
苔を照らしていました。
天気快晴、暑くなりそうです。
おわりに
一年前に赤岳へ登っていたので、
今回は残りの硫黄岳と横岳を登ろうと
ゆとりを持って計画したつもりでしたが、
けっこう疲れました。
また、今回はいつもの登山靴から、
ライトなトレッキングシューズに変えて
みたところ、すごく快適でした。
最近、北アルプスでもトレランシューズで
歩いている方をよく目にしていたので、
どんなものかと思ってました。
岩稜帯や重いテント装備を荷物を背負うなら
ちゃんとした登山靴でないとダメ!!
と、古参の方々には怒られるかもしれませんが
いつもは、下りで必ず足の親指に水ぶくれができて
痛い思いをしていましたが、今回はそれもなく
快適そのものでした。
ソールが硬すぎず、動いてくれるのが
良かったのかもしれません。
その靴のレビューは
いずれやってみたいと思います。