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【登山】丹沢で楽しむ秋の彩り「丹沢大山」

秋の訪れとともに、日本各地の低山が紅葉に染まる季節がやってきました。その中でも、神奈川県に位置する丹沢大山は、紅葉の名所として多くの人々を魅了するスポットのひとつです。標高1,252メートルの大山は、四季折々の美しい自然風景を楽しむことができる山ですが、特に秋には鮮やかな紅葉が山肌を彩り、登山者の目を楽しませてくれます。木々が赤や黄色に染まる山道を進むと、澄み渡る秋空とのコントラストがなんとも美しく、まるで絵画の中を歩いているような感覚になります。

丹沢大山の登山ルートは初心者から上級者まで楽しめるバリエーションが豊富で、ケーブルカーを利用すれば体力に自信のない方でも気軽に大山阿夫利神社まで足を運ぶことができ、神社からさらに山頂を目指すルートでは、秋の澄んだ空気の中、相模湾や遠くには富士山の絶景を望むこともできました。この時期限定の紅葉のトンネルをくぐりながら、自然との一体感を味わえるのも、丹沢大山登山の醍醐味です。

今回のブログでは、紅葉がピークを迎える時期に丹沢大山を訪れた体験をもとに、見どころや登山ルートの魅力をご紹介します。美しい紅葉風景を満喫しながら、心身ともにリフレッシュできる丹沢大山の秋登山の魅力を、ぜひ感じ取ってください。それでは、山頂を目指して一歩一歩登っていきましょう!

今回のルートはこんな感じです。

コマ参道から入山し、女坂~大山寺~阿夫利神社~富士見台~山頂~見晴台~阿夫利神社~(ケーブルカーで下山)のルートです。

 



 

表参道を行く

混雑を避けるため、駐車場に到着したのが6:00でしたが、まだまだ沢山空きがありました。
まだ、日の出前で少々肌寒く感じます。

サクサクっと準備をして出発します。

駐車場の入り口には案内板がありました。
目指すは「阿夫利神社 本社」です。

山道までは車道を歩いていきます。
至る所に民宿と「豆腐料理」の看板があります。
この雰囲気、ちょっとタイムスリップした感じになります。

インフォメーションセンターに来ました。
既に第二駐車場は満車となっておりました。

ここから「こま参道」が始まります。

江戸時代に大山詣が盛んなころ、参拝客のおみやげに「大山こま」が縁起物として人気になったそうです。

まだ早朝なので、お土産屋さんは開いてませんね。
しかし、このレトロな感じがいいですなぁ。

階段を黙々と登っていきます。
地味に疲れます。

ここで登山道は女坂、男坂と二手に分かれています。
違いは女坂はほぼ階段、男坂は大山寺には立ち寄れないけど登山道、という感じ。

楽がしたいので「女坂」を登ります!!

ひたすら石の階段が続きます。

ここが大山寺。。。違いますね。
前不動堂というところに到着。
大山全山で2番目に古い建築物らしいです。

前不動堂の横にある「もみじ」は、見頃までは少し早い。

大山寺の階段。

ここが、本日メインイベントとなる紅葉スポットです。
いやーほんとに見事です。

階段を上り切って振り返ると、伊勢原の街並みが見えました。

大山寺です。まずはお参り。
奈良時代・755年に開山された歴史あるお寺です。
しかし、明治初期の仏教弾圧運動で破壊されていたものを明治18年に再建されたそうです。(詳しくはこちらから

紅葉と大山寺。
風流ですなぁ。

大山寺を後にして先に進むと、何やら不気味な看板を発見。
山ビル。。。ガクブル((((;゚Д゚))))

11月も終わりに差し掛かるのですが、まだ安心してはいけないのでしょうか。

そして、石段はまだまだ続きます。
これはまるで修行ですな。

大山阿夫利神社の下の売店に到着です。
ここまで、地味にきつい階段が多くかなり疲れました!
もしかしたら、普通の登山よりきついかもしれません。

舐めてました。。。すいません。

それでは、「阿夫利神社」に行きたいと思います。

かなり登ってきましたね。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの2つ星を獲得している眺望です。

 



 

阿夫利神社の見事な紅葉

鳥居をくぐって境内に入っていきます。
下山時も立ち寄るので、会釈をして先に進みます。

拝殿のに向かって左側に登山道があるので、そちらに進みます。
この辺りも紅葉がとても綺麗でした。

出迎えていただいたのは、またまた石段です。
上を見ると嫌になるので、みなさん下を向いて登っているようです。

石段を登りきると、やっと登山道らしいトレイルが出現しました。
多分、ここまで9割は階段だった気がします。先日登った大倉尾根よりキツいかも。

「ぼたん岩」の標識がありました。
14丁目と書かれていますが28丁目まであり、それを過ぎると山頂に到着です。

「ぼたん岩」を探しながら歩いていました。

これのことでしようか?

お次の15丁目には「天狗の鼻突き岩」という看板があります。
横の岩に黒い穴が空いているのがわかるでしょうか?これは天狗が鼻を突いてあけた穴だと言われているそうです。
参拝者を飽きさせず歩けるようにと、エンタメ感満載のトレイルです。

この木道を見ると丹沢って感じがします。

開けた場所に出てきました。
ここが「富士見台」。
江戸時代にはここに茶屋もあったそうです。
一瞬だけ富士山を見ることができましたが、その後は雲に隠れてしまいました。

山頂までもう少し。
最後の階段を登っています。

「阿夫利神社 本社」に到着です。

少し進むと、標高1,252m大山山頂!!

行動開始から、
山頂にはテーブルやベンチがあるのですが、とても混雑していました。


 

下山

山頂で20分ほど休憩をして山頂を後にします。
上りとは別ルートで見晴台方面に下ります。

この木段と眺望は、塔ノ岳に似てますね。

見晴台のコースは、途中ちょっとした鎖が設置された場所もありましたが、整備されていて歩きやすいです。

落葉樹は既に紅葉も終わり、葉を落としてしまっている木々が殆どでしたが、途中で綺麗な紅葉を発見。

1時間ほど歩いて、「見晴台」に到着。
ここでランチをしようかと思って用意してましたが、強風が吹きつけ寒い。
じっと座っているのもしんどいので、先に進むことにしました。

見晴台から阿夫利神社までは、ほぼ平坦な道のりです。

大きな杉の木を発見。
御神木なのかと思ってましたが、後で調べると「呪いの杉」だそうです。

その隣には「二重滝」という滝があります。
大山川の源流だそうです。

また、滝の脇に「二重社」は、龍族の王である八大龍王(高龗神)を祀っています。

二重滝から10分ほど歩くと、阿夫利神社に到着です。

ZUND–BARは神奈川県厚木市七沢にある、AFURIの総本店と言われるラーメン店が出店されていました。

醤油か塩味かを選択できるスタンダードなラーメンで、麺は細麺で、醤油も塩もすっきりした味わいなスープです。

食後は阿夫利神社に立ち寄り、御神水の大山名水をいただきました。
とにかく柔らかく優しい。するすると喉を通り、いくらでも飲めてしまいます。
せっかくなので、入り口で200円で売っているペットボトルを購入してお土産にしました。

もう階段は大変満足させていただいたので、ここからはケーブルカーで下山しました。

麓の乗り場は大変混雑してました。
この日からライトアップが始まるとのことで、すごい人です。

朝閉まっていたお土産屋さんも活気があります。
海外の旅行客が好きそうな品が並んでます。

駐車場前の「小出とうふ店」でお豆腐を買って帰りました。

創業はなんと明治15年ということ。

夕飯は湯豆腐にしました。
この豆腐、綿とも絹ともつかない触感で、とても弾力がありつつクリーミー。
こんな美味しい豆腐は初めてです。

また次に来た時は、是非とも立ち寄りたいと思います。


 

まとめ

大山の紅葉は高尾山と並び有名で、いつかはきてみたいと思っていました。
鮮やかな赤色に染まった紅葉には只々感動。とはいえ、人気の紅葉スポットは混雑が半端なく、下山後に駐車場へ戻ると入庫待ちの車が長蛇の列となってました。

また、距離も高低差もそれほどではありませんが、とにかく石段がキツかった。
お気楽ハイキングを想定していましたが、正直舐めてました。
北アルプスの3大急登と言われる合戦尾根よりキツいんじゃないかと。(当社比)

とはいえ、今回も紅葉を満喫。
今年は秋山を堪能しています。

ではでは。



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