せっかくBlog を立ち上げたので、備忘録を兼ねて、昨年の2021年7月22日~24日に行った、常念岳〜大天井岳〜燕岳の縦走のことを残しておこうと思います。
行動中はお天気にも恵まれ、予定通りに一の沢から常念岳〜大天井岳を経由して燕岳まで、北アルプスの常念山脈を縦走することができました。初夏の山々が青々と美しく、最高すぎる2泊3日の山旅となりました。3日間の行程としては下記の通りです。
穂高駅駐車場(タクシーで移動)→一の沢→常念小屋(一日目テント泊)→大天井ヒュッテ(二日目テント泊)→燕山荘→中房温泉→(バスで移動)→穂高駅駐車場
地図: YAMAP
オリンピックイヤーの変則3連休での混雑も予想し、仕事を終えてたあと、そそくさと準備をして出発。
穂高駅の駐車場に到着したのは深夜2:00頃で、この時間は駐車場もまばらでしたが、明け方には結構埋まっていました。
このとき、車内で仮眠をしようとしましたが、窓を開けていても蒸し暑く、けっきょく朝まで一睡もできず、予め予約をしていたタクシーに乗り込み、登山口の一ノ沢まで移動しました。(この時、予約したのが 安曇観光タクシー)
一ノ沢に到着し、ここから常念乗越へのルートは、沢沿いの気持ち良いトレイルが続くので、ウォーミングアップも兼ねのんびり進みます。
初日は常念小屋までの行程なので、沢沿いで休憩をしながら急がずのんびり進みます。
ダラダラと登りが続く感じでYAMAPで確認しても、まだ半分。
道中、沢沿いの道は冷房のように冷たい風が吹いてくれたので、とても助けられました。とにかくこの日は暑かった…。
下山してきたオジさんに、「山頂は雲ひとつ無く綺麗だったよ」でも、「今朝、上でクマを見たので気をつけて!」と注意喚起のお声がけをいただいた。(ありがとうございます!)
この山行のちょっと前に、蝶ヶ岳だったかクマ出没のYoutube動画を見ていたので、実際出会ったらどうするか? クマにどうやったら勝てるか? なんて、馬鹿なことを言いながら先を進みました。
終盤、沢から離れると噂の「胸突き八丁」がお出ましです。噂通りキツイ。。。
このとき、テント泊装備23kgのザックが肩にズッシリ
欲望を詰め込みすぎて、こんな重さになってしまい「帰ったら装備を見直そう!!」といつも後悔する(→学習能力の欠如)
ジグザグに一気に高度を上げていき、トラバース区間のは谷側が深く切れ落ちているため滑落に注意が必要でした。
とにかく、「これ越えたら小屋に着く」と呪文を唱え重いザックと格闘しながら、急登を登ります。そして、下山してくる方の「もうすぐですよ!」のお言葉が、とても励みになりました。
常念乗越に到着!!
もがきながら急登を進むと、突然、迫力のある北アルプスの大展望が現れ、穂高連峰から連なる槍ヶ岳の勇姿が眼前にひろがります。
それまでの疲れも忘れ、はしゃいで写真撮影。
とはいえ、のんびりと写真撮影している場合ではありません!! 連休初日でテント場争奪戦に勝たなくてはいけません。
このときの時刻は12:20で、この混雑具合(恐るべし、連休の北アルプス)多くの人で賑わっていました。
なんとか、端っこの方に開いてるスペースを見つけてテントを張り、マッタリタイム。(このあと、到着した方たちは、テント場の外に小屋の方の許可を得てテントを設営してました。画像にはないのですが、小屋の前までテントが並んでました。)
当初、テントを張って休憩したら「常念岳」のピークハントを計画していましたが、そんな考えは銀河の彼方に捨て去りました。
前方に広がる雄大な景色を眺めながら、ランチを食べたあとはシエスタの時間。
はじめのうちはお天気も良かったのですが、夕方になり目が覚めると、遠くの方から雷雲が立ち込め遠くの方では雷が光っていましたが、このときは雨は降られずに助かりました。
初日にこれだけ疲れてしまい、果たして明日は大天井まで行けるのか…?
とにかく、暑さもあって疲れたので早めに就寝。。。と言いつつ、夜中にこそこそとテントから這い出て、夜空を撮影。
次回に続きます
二日目のレポートはこちら