双六岳（すごろくだけ）は、長野県と岐阜県にまたがる飛騨山脈の裏銀座の主稜線に位置する標高2,860 mの山です。双六岳はお椀を伏せたような山体で、山頂は砂礫の台地となっていて、地中の水分が凍結や融解を繰り返すことによって形成されるされた、周氷河地形の線状構造土が見られます。また、三俣蓮華岳（みつまたれんげだけ）は名前の通り、富山県、岐阜県、長野県の3県を分ける山となっています。標高は2,841mです。この三俣蓮華岳は、江戸時代の古文書には鷲ノ羽岳と記されていましたが、近世の地図製作のときに誤記されてしまったらしい。そして、現在の鷲羽岳 (2,924m) は東鷲羽岳あるいは龍池ヶ岳と呼ばれていました。
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