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【登山】八ヶ岳最北端の山頂は別の惑星のようだった「蓼科山」

久しぶりに遠出をして登山に出かけてきました。
出かけたのは長野県は八ヶ岳の最北端にある蓼科山です。

早いもので7月も終わりに近づき、このBlogの投稿は2月の北横岳を最後に放置してました。。。すいません( *_* )
その間、GWはいつもの涸沢行ったり、ちょこちょこと近所の山へ登ったりして過ごしていましたが、先日、裏高尾の陣馬山にてYoutube番組「あやの登山がんばLog」を運営されているAyaさんと奇跡の再会!!
こちらは涼しい早朝に小仏から陣馬山までのピストンで終わらせましたが、Ayaさんの裏高尾縦走の模様はこちらから視聴してください。

さて、話を戻すと、八ヶ岳連峰の一座である日本百名山蓼科山(標高2530M)登ってきました。
蓼科山は秀麗で見事な成層火山の姿を成し、山頂は岩石が累々とした偏平な噴火口跡で、中央に蓼科神社奥宮の石祠があります。諏訪富士という名でも呼ばれ、高井山、飯盛山(いいもりやま)、黒斑山、女ノ神山などの別称もあります。
遠くから眺めてもその端には、独立峰のように富士山が八ヶ岳連峰に寄り添っているかのような光景で、一目で蓼科山である事が分かる山容です。

初心者でも挑戦できる人気の山で、いくつかのルートが存在しますが。今回は最も距離が短いコースとなる蓼科七合目登山口から入山しました。

今回の行程はこんな感じです。

 



 

七合目登山口から将軍平

今回も週末の駐車場争奪戦を回避するため、早朝3時に東京自宅を出発し、中央道を経由して5時30分頃に蓼科山七合目登山口駐車場に到着しました。
この時間の到着で10台ほどでしょうか。とりあえず一安心です。
もし、ここが満車の場合は、少し手前にある駐車場「御泉水自然園駐車場」に停めることも可能ですが、こちらの駐車場は有料とのこと。
七合目の登山口までは徒歩で20分くらいの距離かと思います。

登山靴に履き替え準備を済ませ、少し坂を登ったところにある登山口へ向かいます。

トイレは登山口横にあり、24時間利用可能で水洗和式トイレでした。(トイレットペーパー完備)

登山口前の駐車場は10台くらいの駐車スペースですが、こちらは既に満員御礼でした。

鳥居があり、そこをくぐった先が登山道となっていますが、登山口というより参道の入り口っぽい感じで気持ちが引き締まります。
さて、どんどん進んでいきましょう!

登山口からしばらくは、ゆるーい感じのトレイルを歩きます。(準備運動に最適ですね)

最近、体力低下を防ぐため、近所の高尾山を登ったりしてはいましたが、7月に入り早朝でも茹だるような暑さで熱中症になるのではないかと、水をガブガブ飲みながら歩いていましたが、ここは天国のように涼しく、樹林帯のマイナスイオンたっぷりの清々しい空気を吸いながら気持ちの良いスタートが切れました。

「馬返し」という看板が出てきたあたりから、少しづつ傾斜のついた坂道となります。

登山口から30分くらいでしょうか、ここから本格的な登りになります。

ここまでは笹藪ばかりでしたが、八ヶ岳らしい苔の群生が広がっています。

つづら折りの登りが続きます。

途中、大きなケルンがありました。
皆んなが小石を拾って積み上げた感じですが、その中で絶妙なバランスで小石を積み上げた小さなケルンを発見。(凄い!!)

先を進むと徐々に急登になってきました。。。
途中「落石注意」の看板も

「天狗の露池」という看板が出てきました。
分岐した先に何かあるみたいですが、面倒なので先を急ぎます。

ここから、もう一段ギアを上げていかないと登れない急登が登場です。
しかし、涼しい風が下から吹き上げてきて気持ちいい!!

坂の途中で振り返ってみると、湖を見下ろせる景色が広がっておりました!
いやー、ご褒美ですな。

頑張って登っていきます。



 

蓼科山荘から頂上へ

将軍平に到着です。
蓼科山荘は早朝にもかかわらず、多くの登山客で賑わってました。

山荘の広場にはグッズなど販売してました。

とりあえず、帰りにも立ち寄るので、息を整え頂上を目指します。
蓼科山荘から山頂までは約30分の道のり。
ただ、地図を確認すると等高線がつまっており、ここから先も急登となります。。。

ちょっとした鎖場が登場します。

岩場を10分程よじ登っていくと、樹林帯を抜けて視界が開けてきました。
かなり登ってきましたね。後ろを振り返ると、先ほど立ち寄った蓼科山荘があんなに小さく見えます。
短時間で結構登りましたね。

少しすると、山頂ヒュッテに到着ですが、まずは頂上を目指します。

山頂に到着すると、少しガスがかかっており幻想的な景色が広がっていました。

山頂の標識付近は混雑していたので、安全祈願を先にしました。

蓼科神社奥宮ですね。
また、美人様(ビジンサマ)という山神の伝説もあり、見た人の話では、球体の周りに黒い雲が覆い、その下に何色もの長い短冊のようなものを垂らした姿をしているらしいです。クラゲみたいな感じですかね。

火星とか行ったことないのですが、こんな感じの景色なんでしょうか?
とにかく、あたり一面が岩石で、これほど広い山頂を持つ山を他に知りません。
別の惑星に降り立った気分です。

スマホなど落として岩の隙間に入ってしまったら、2度と取れない感じです。

雲がモコモコと生き物のように動いてました。

この後、ガスが結構上がってきたので下山することにしました。
山頂ヒュッテから蓼科山荘までは、また岩場を下っていきますので、滑りやすそうなため慎重にのんびりと下っていきました。

下山して駐車場に戻ると、路肩にも車が溢れてました。

山頂方面は既に雲に隠れてしまってます。
タイミングよく山頂を踏んで来れたのでラッキーです。

本日の登山はこれにて終了。
お疲れさまでした!

というわけで、久しぶりに遠征登山で「蓼科山」へ登ってきました。
樹林帯や岩場など、短いコースではありますがバラエティに富んだトレイルで、道幅も広く特に危険なところもないので、初心者でも楽しめるコースというのも頷けます。

また、7月の下旬にもかかわらず、早朝はかなり涼しく快適に登ることができました。
とはいえ、真夏の登山であることは間違いないので、こまめな水分補給は行うとともに、汗と一緒にナトリウムやカリウムも流れ出てしまっているので、塩飴やタブレットをボリボリかじりながら歩いてました。

昔、自転車でトレーニングをやっている時、真夏の河川敷で脱水症状になってしまい、めまいでふらふらになった経験があります。
その後数日間、体調が良くなかったので、皆さんもくれぐれも気をつけてください。



 

おまけ

帰りがけ、池の平レイクサイドプラザの2階にある「しらかば庵」に立ち寄りました。

白樺湖を一望できるカウンター席などもあり、景色がとにかくいいです。

この日は、小さなお子さんを連れた家族の方々で賑わっており、静かに落ち着けるという雰囲気ではありませんでしたが、お蕎麦は美味しかったです。
ご馳走様でした。



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