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【登山】2024年の初登山、北八ヶ岳「雨池山・三ツ岳・北横岳」周回コース

年明け早々、大好物の貝にあたり生涯3回目となるノロウィルスで寝込んでいたり、山行を予定していた日に限って大荒れの天気だったりでなかなか山に行けず、1月の最終週に何とか「登り初め」を行うことができました。
ようやく私の2024年登山がスタートします!

自宅を朝5時に出発、一路車を北八ヶ岳ロープーウェイ乗り場の駐車場に走らせます。
前回、年末の白駒池スノーハイクでは全く雪のない山行となってしまいましたので、今シーズン初雪山登山ともなります。

道中、だんだんと明るくなる空には雲ひとつなく、本日の山行の勝利をこの時既に確信しました。

さて、今回のコースはこんな感じです。

 

山麓駅のスタート地点から1~2km歩いた先でログが取れてないことに気づき、リセットして再スタートしました。。。



 

北八ヶ岳ロープーウェイ

再びやってきたのは「北八ヶ岳ロープーウェイ駅」(公式ページ
まだ、ロープーウェイの始発1時間前ですが多くの人で賑わってました。

始発まで十分時間もあったので、のんびり準備をしていたら
チケット売り場は外まで行列ができていたので、慌てて準備を済ませて列に並ぶことにしました。

ロープウェイは10分間隔で運行していましたが満員状態。
とりあえず、後方に陣取り中央アルプスの山々をパシャリ。

山頂駅はご覧の通り大混雑。
いやーしかし、いい天気ですなぁ。



 

雨池山へ

何度も訪れている北横岳ですが、今回はいつもと趣向を変えて「雨池山」に向かい、「三ツ岳」を経由して「北横岳」に登る周回コース。
その中で「三ツ岳」は巨岩が積み上がった岩峰とのことで、良いアイゼントレーニングになるのではないかと思いこのコースにしましたが果たして…?

とりあえず、アイゼンを装着したり身支度を整えて出発します。

そうそう、今回も師匠「加藤 文太郎」Instagram→mpd0429_outdoorにご一緒していただき、アイゼン歩行の稽古をつけてもらいました。

坪庭は溶岩台地となっていて見晴らしの良さが魅力です。
この日ほとんどの方は北横岳方面(正面)を目指していましたが、我々は雨池山方面へと向かいます。

雪を踏み締める「キュキュ」という音がたまりません。
1ヶ月前は木道が見えるくらい雪がなかったので、雪山に来た!!って感じです。

ワイワイ話しながら歩いていたら、あっという間に「縞枯山荘」に到着。

これぞ「八ヶ岳ブルー」です。

「雨池峠」の分岐から本格的な登山が始まります。
この日はトレースもしっかりしていていたので、迷うことはないかと思います。

しかし、初っぱなからエグい急坂が続きます。

1ヶ月ぶりの山行なので、訛った脚に鞭を入れて登っていきます。
雪が締まってないので、アイゼンをしっかり蹴り込まないとズルズルと滑ってしまいます。

何とか最初の峠を越えた感じです。

出だしからの急登にちょっとやられ気味でしたが、振り返ってみるとすぐに回復。
ご褒美の絶景が見えてるではありませんか!!

後ろ髪を引かれる思いで、再び樹林帯の中へ突入。
雪に覆われた木々の中をかき分けて進みます。

ここが「雨池山」2325mのピークのようです。
眺望は全くなく樹林帯の真っ只中。

「雨池山」の山頂を過ぎてからは、鬼のように下っていきます。
あとで写真を見返して気づきましたが、右手の皮の剥がれた木はクマの仕業でしょうか ((((;゚Д゚))))ガクガク



 

アスレチック気分な三ツ岳

さらに下ると「三ツ岳・雨池山の鞍部」という標識が出できました。
ここから、再び急坂が。。。

しっかりアイゼンを効かせて、ところによってはピッケルを使いよじ登ってい区間時のルートです。

急斜面かつ岩がごつごつ剥き出しの部分もあり、そのうえ岩一つ一つがデカいので、乗り越えるのに一苦労する場面もありました。

「三ツ岳I峰」に辿り着きました!!

振り返ると眼下には雨池を見ることができます。

また、この日は八ヶ岳では珍しい無風の快晴。
山頂に立ってもシェルジャケットなどいらないくらいのポカポカ陽気です。

行く手に見えるのが積雪した大きな岩山。
アイゼンの引っかけには十分注意しながら先に進みます。

鎖場を越え…

その先には最高のパノラマビューーーが待っていた!!

「三ツ岳II峰」に到着です。
太陽が眩しいっ。

大岩を乗り越えつつ前進します。
前方には目指す北横岳が見えてきました。

「三ツ岳Ⅲ峰」の山頂です。
ここからの景色も格別です。

先に進むと鎖場が登場。
足元が見えなくて足のやり場に困り、下から声をかけてもらいながら下りました。
いやぁー、正直ここが一番ヒヤヒヤした場所です。

下から見るとこんな感じです。
ただ、ここに来て分かったことが「巻き道」が存在していたこと。。。
あんな苦労しなくて済んだということです。



 

ビクトリーロード、北横岳へ

北横岳も近くに見えてきました。
岩場を過ぎたあと、一旦下りながら樹林帯き突入します。

樹林帯を進んでいくと北横岳へと通じるルートに合流します。
ここまでくると、あとは勝手知ってる散歩道みたいな感じでホッとします。
初見で歩くトレイルは結構緊張しますね。

北横岳ヒュッテ(公式サイト)の前は大賑わいです。
この時すでにお昼を過ぎていたので、北横岳を登頂した後の下山する方々が多かった感じです。

山頂直下はやや急坂。ここを登りきれば。。。

樹林帯を抜け一気に視界が開けると「北横岳南峰」に到着。

そして、そこにも素晴らしい景色が待っていました。
雲の間から光が差し込み、連なる山々にコントラストをつけてくれて、美しい光景が広がっていました。

風もなく穏やかな北横岳山頂にて、しばらく佇んでました。

とりあえず、「北横岳北峰」もピークハントしときました。



 

下山

16:00のロープーウェイ最終を気にしつつ、ちょっと早足で下山します。

坪庭まで戻ってきました。
西陽に照らされキラキラ光る雪原を歩いていきます。まるで「ナウシカ」みたいなんて言いながらワイワイ歩いてました。
昭和生まれが集まると、ジェネレーションギャップを気にせず会話が成立します。
「ほらチェルシぃぃ、も一つチェルシぃぃ♪」なんて鼻歌歌っていると、後ろから「あなたにもチェルシーあげたい」なんて被せてきますから(笑)

あとは平坦な道を歩くだけで頂上駅に着きます。

本日の登山はこれにて終了。
お疲れさまでした!

というわけで、年明け雪山第一弾は「雨池山・三ツ岳・北横岳」へ登ってきました。
雪山デビューに最適な北横岳へのピストンコースは何度も訪れてはいましたが、雨池山・三ツ岳を含めた周回コースは今回が初めてで、色々と学びがある山行となりました。
特に急登ではアイゼンをしっかり効かせて歩かないとズルズル滑って登れないこと。岩場と雪のミックスしたところではピッケルを駆使して3点支持で登ることなど良い勉強になりました。



 

おまけ

帰りがけ、小腹が空いたので八ヶ岳SA(のぼり)のレントランにて「清里カレー」をいただきました。
人気のソーセージをトッピングしたカレーは、「八ヶ岳燻製工房」の職人による手作りソーセージはハーブが特徴のストラスブルスがトッピングされ、このSAの一押しメニュー。
今日はたくさんカロリー消費したからと調子に乗って「大盛り」を注文したら、ものすご山盛り!!

ペロッと平げ帰宅しました。→帰ったら、またダイエットします。



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