テント泊で登山で、どうしても増え続けてしまうものがあります。
中途半端にガスが残ったOD缶(以下、ガス缶)!!
ガス切れが怖いので、毎回新しいガス缶を準備して
そして、使い切らなかったガス缶が溜まってしまいます。
ギリギリ持つのかなぁ?なんて、不安になるくらいなら
新しいのを持っていきます。
冬ともなれば、ガス切れで調理器具が使えなくなることは、
生命の危機にも直結します。
中途半端なガス缶を溜めない一番の方法は
使いかけのガス缶と新品を2つ持つこと!!
しかし、重量がかさむガス缶を2つも持って歩くことは、
できるだけ荷物を減らしたい登山ではナンセンスです。
そこで入手してみたのが「ガス移替えアダプター」です。
普通に使用してみても上手くいかない
早速、中途半端に残ったガス缶を一つに
まとめてみようと思います。
詰替前に重量を測ってみると224gでした。
説明書通り、バルブが閉まっていることを確認して
2つのガス缶をセットします。
このとき、空にしたいガス缶をアダプターの「OUT」側に
補充したいガス缶を「IN」側にセットします。
そして、からにしたいガス缶を上にして置きます。
写真のようにセットすると、上から下にガスが移動します。
そして、しばらくしてからアダプターを取り外してみます。
ほとんど変化がありません。。。
ガスの圧力差を利用して移動を促進させてみる
どちらかのガス缶を温めるか冷やすかしてあげれば、
ガス缶の内圧差を作り出しガスの移動が促進できます。
ガス缶を温めるのはちょっとリスクもありそうなので
補充したいガス缶を氷水で冷やして
圧力の差を作り出し、ガスの移動を促進させてみることにします。
冷蔵庫で冷やす手もあるかと思いますが、
今回は時短のため、ボールに氷水を作りガス缶を入れます。
またしばらくして、アダプターからガス缶を取り外してみると
今度はうまく行ったようです。
まとめ
キャンプを頻繁に行っている頃は、スノーピークのノクターンなど
テーブル照明で使い切る事も出来ていましたが、
山がメインになると、冒頭書いたように
ガス切れを懸念して、毎回新しいガス缶を使っていたため
中途半端なガス缶が増えるばかり。
残ったガス缶をバーナーをセットして
ブリュレや炙りなど、自宅での調理にも使ったりしていましたが
それでも、どんどん増える一方で困っていました。
これで、たくさんあった使いかけのガス缶を
かなり処分する事が出来ました。
また、どのメーカーのガス缶にも保険が付いているのですが、
今回使用した詰替え器具を利用した場合、当然メーカーの保証は
受けられなくなりますので、自己責任での利用となります。