燕岳(つばくろだけ)は、北アルプスにある標高2,763mの山で、花崗岩でできた独自の姿は美しく「北アルプスの女王」とも呼ばれています。山の名前の由来は、春の雪形がツバメに似ているためつけられたと言われています。山頂からは抜群の眺望があり、周辺には高山植物の女王と言われるコマクサの群生やライチョウが生息しています。
燕岳のメインルートとなる合戦尾根は、烏帽子岳のブナ立尾根、剱岳の早月尾根と共に北アルプス三大急登に数えられています。登山口には文政年間(1818~1829年)の開湯と伝えられる中房温泉があり、その登山口から合戦小屋までは特に急な登りが続きます。北アルプス入門コースとはいえ、登山口から山頂までの高低差は1,300mを超え、それなりの体力と脚力が必要となります。また、表銀座コース・パノラマコースの始発点としても有名で、大天井岳で分岐して槍ヶ岳、または常念岳へと目指す登山者でいつも賑わっています。
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