カメラネタです。
登山で使うレンズを追加したいなぁ、と考えています。
で、色々と考え探し始めると、カメラレンズって種類がたくさんありますが、全てをこなせるジョーカーみたいなレンズがないことが分かりました。自分がどのようなシュチュエーションでどんな写真を撮りたいかによって、選択肢が変わってきます。
車で行ける場所であれば極端な話、持っているレンズをすべて持って行けば済みます。しかし、山の場合は持っていけるレンズには限界があ流ので、撮影機材は厳選しなくてはなりません。使用しているカメラは、APS-Cなのでレンズもカメラ本体もフルサイズより軽量ですが、それでも何本もレンズを持って行くとなると荷物もかさばりますし重くなります。
また、行動中はレンズ交換などは極力避けたいと思ってます。レンズやカメラ内にゴミが入ってしまうリスクもあるので、基本的にはこれ1本あれば、とりあえずなんでも撮れるというレンズが必要です。
何を捨てて、何を取るのか。
私の心の声と葛藤をまとめてみました。
候補のレンズ達
今現在メインで使用しているレンズが「SONY ZEISS SEL24F18Z Sonnar T* E24mm F1.8 ZA」の単焦点レンズです。2011年12月に発売された古いレンズですが、「ZEISS Sonnar」の名を冠した、ソニーEマウント(APS-C用)広角単焦点レンズは、シーンを選ばず使い易いレンズです。
35mm換算で36mmの画角は、構図を整理しやすい適度な画角と、背景を広く写しながらでも被写体(人)に変なパース(遠近感)が付き過ぎない自然な描写ができるクセのないレンズです。また、F1.8の明るいレンズなので、樹林帯の中など暗い場所でも三脚を立てることなく手持ちで撮影でき、最短撮影距離:0.16m、最大撮影倍率:0.25倍と高い近接撮影能力を持ってい流ので、道端の植物撮影にも力を発揮してくれます。
とはいえ、36mmの画角では、稜線に出た時、もうちょっと広角が欲しい!! と思うことが何回かあったりしたので、次のメインとなるレンズ候補を探しておこうと考えた次第です。
前回のレンズ選び
SONY Vario-Tessar T* E16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
全域でF4通しという使い勝手の良さと、35mm判換算で広角24mm〜望遠105mmという少し長めのズームが魅力的なレンズです。それでいて重量は約308gということで登山では非常に重宝しそうです。
このレンズともう一本星撮り用レンズを携行すれば、昼夜それぞれの撮影もこなせるのではと考えています。ただ、レンズが増えるのは出来れば避けたいと思っており、一本で済ませられた方がいいかもと思ったりする自分もいます。
また、レンズを2本買うのはお財布にも優しくありません。
SONY E16-55mm F2.8 G SEL1655G
で、次の候補に現れたのが、こちらのレンズです。
APS-Cフォーマット向けの標準ズームレンズ 35mm判換算24-82.5mmの画角をカバーし、ズーム全域で開放値F2.8のいわゆる大三元レンズの一本となります。APS-C用のレンズではF2.8通しは初となり、このレンズを待っていたというαユーザーも少なくないと思います。
APS-Cのセンサーサイズで、24mm/F2.8だと星空撮影では、ちょっと暗いかなって思います。
あと、価格が高いのと重量が494gというのが引っかかります。
TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD
やはり、レンズは1本で済ませたい!!
そんな時に候補に上がったレンズがタムロンの広角ズームレンズです。
特徴の一つは、高性能な大口径F2.8のレンズでありながら、非常にコンパクトで重量は335gとなっています。35mm判換算で約16mmから30mmと、ズーム比を限定する事で驚きのコンパクトさを実現しているようです。
10万円を切るレンズで、写りにも定評あるコスパの良い人気のレンズです。
16mmF2.8なら、星空撮影も13秒くらいのシャッタースピードで、ISO6400まで上げてやれば、星も流れずに撮影できそうです。(ノイズ処理はソフトでスタックする感じですかね)
とはいえ、広角は使い方が難しそうです。何も考えずに撮影すると、ただ単に広いだけの写真=ごちゃごちゃして、まとまりのない写真を量産してしまうだけになる恐れがあります。
まとめ
さて、こんな感じでダラダラと思案しています。
冒頭にも書きましたが、レンズ選びって難しいですよね。安い買い物ではないので、買ったはいいけど使えなかった…なんてことは避けたい事です。
ただ、あれもこれも欲張らずに、やりたいこと(写したいもの)をはっきりさせれば、答えはすぐに出るかと思います。
星空撮影に限れば、SONYから昨年発売された単焦点レンズの「E 11 mm F1.8 (SEL11F18)」も気になりますね。
候補に挙げた「TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」の広角側11mmは変わりませんが、F1.8は魅力的です。やっぱり、星空撮影レンズは分けたほうが良いかなぁ。
しかし、レンズも欲しいけど三脚も欲しい…物欲は止まりませんね。